モノの寿命
モノには寿命があります。多くのものは2段階の寿命でモノは役割を終えます。その2つは次のようなものです。
- モノが壊れる時
- 壊れたモノが修理できない時
この他には、インタフェースが合わなくなり使えなくなる等もありますが、概ね上記のような段階を踏みます。
モノが壊れた時、そのモノが必要かどうかを考えます。不要であればそのままは処分するだけになります。必要なら修理するか買い換えるかを考えます。修理費用や時間、耐久性等を考慮し判断することになります。
以後、故障の度に検討を行うことになります。
修理の検討
修理しない事によりモノの寿命となります。家電では非常に簡単な仕組みのモノもあればコンピュータのような精密機械もあります。 接触不良など修理が容易な状態でも、実際は修理することなく処分されることが多くあります。
動かなくなるとモノの故障を疑います。人によっては故障を断定する人もいますが、コンセントが抜けている等、故障しているわけではないときもあるので慎重に判断する必要があります。
動作不良の原因を見つけ、自分で直せるかどうか、修理に出すかどうか、買い換えるかどうか等を判断し、対応を決めます。買い換えならその時に寿命が来たと言えるでしょう。また、動作不良の原因を見つけるのはなかなか難しい作業ですので、動かないとすぐに買い換えることを考える人もいます。
寿命を長くしよう
機器が複雑になれば部品も多く、不具合を起こす場所もバラバラになります。個々の部品の耐久性や負荷状況が異なるのでしょうがありません。ですから、多くの部品の中の一つに問題が発生すれば、1つ目の寿命が来たことになります。
出来れば自分で修理した方が時間的にも金銭的にもいいでしょう。ただ、複雑な機器の修理は修理後の品質が保たれるかわかりません。機器の機能が複数に渡っているのなら、もう少し細かく分けて機器を単純化してあったほうが修理しやすく、ゴミ問題にもいいでしょう。
ノートパソコンの様に モニタ、キーボード、CPU等の本体 などが一つになっていると、どこか一つが不調であれば全体を修理に出すか廃棄することになります。たとえ、その他の箇所は正常に動作するとしても。個々の機能が別々に出来るのであれば、一部分だけを修理するだけで問題は解決します。出来ることなら、少しづつ修理を行う形で同じ機器を長く使っていければと思います。